就労準備性とは

2022年6月15日

ブログ

こんにちは。鳥取市の就労移行支援事業所
『Nextep』です。
今回は、就労準備性についてのお話しです。

 

就労準備性とは

就労準備性とは、
働くことについての理解
生活習慣
作業遂行能力や
対人関係スキルなど
基礎的な能力のことです。
職種・障害の有無を問わず、
働くうえで必要とされています。
働くため、働き続けるためには

「健康管理」
「日常生活管理」
「対人スキル」
「基本的労働習慣」
「職業適性」

の5つの事柄があり、
これらを階層別に整理したものが
【職業準備性ピラミッド】と呼ばれています。

 

職業準備性ピラミッドは
基礎的な資質から順に積み上がっています。
ここでは、ピラミッドを構成する
5つの資質についての
具体的な内容をご紹介します。

「健康管理」

・就労のための体力がある
・自分自身の障害への知識や理解がある
・服薬等の健康管理ができる
・病気の予防や早期治療のための対処ができる
といった
自分自身の健康をコントロール出来る能力のことです。

「日常生活管理」

・基本的な生活リズムを整えられる
・身だしなみを整えることができる
・金銭管理ができる
・余暇活動を楽しめる
といった
規則正しい生活を送ることができる能力のことです。

「対人スキル」

・他者とのコミュニケーションがとれる
・感情のコントロールができる
・自己発信ができる
・協調性がある
といった
他者と意思疎通を図るための
コミュニケーション能力のことです。

基本的労働習慣」

・適切な言葉遣いができる
・基本的なビジネスマナーを身につけている
・報告・連絡・相談等の習慣を身につけている
・就業する上でのルールを守ることができる
といった
社会や企業のルールに則って
業務を進める能力のことです。

「職業適性」

・職務遂行に必要な知識・技能がある
・職務への適性がある
・作業に正確性がある
・作業の処理スピード
といった
仕事をしていく上で必要となる能力のことです。

就職活動を前に、
本当に仕事に復帰できるのか
続けられるのかと心配されている方もいるでしょう。
そのような方はまず、
ご自身の職業準備性で
不足している点があるかチェックするとよいでしょう。

また、職業準備性のチェックや向上には
第三者のサポートが効果的です。
まずは一人で悩まず、
気軽に私たちにご相談ください。
不十分なところを共に考えて意識してみる
勉強してみる
訓練を積むなど
就労準備性を一緒に高めていきましょう。

鳥取市の就労移行支援事業所Nextepでは、見学・体験を随時募集しております。
気軽にご相談ください。

0857-32-7057

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